こんにちは。今日は院長がある会報に投稿させ
ていただいた時の文章を載せています。
お気軽にお読みください…
～還暦を迎え思うこと～
昨年長寿の祝いである還暦を迎えました。大学
卒業後、医師として働き歳を感じたことはあり
ませんでしたが改めて家族から還暦のお祝いに
赤のブルゾンをプレゼントしてもらい歳を
とったなと感じました。
内科医として地域医療に携わっていますが電子
カルテを触るくらいで力を使うことは少ない
日々です。日常生活で老いを感じたことはあ
りませんが考えるとやはり歳だなと思うことが
２点あります。
まず一つ目は、私の娘が大学生になり自分と
同じ道に進んでいることです。自分の大学生
の時のことはまだ鮮明に覚えています。研修
医の時に頑張っていた気持ちはまだ覚えて
おり未だにフレッシュな気持ちで進歩がない
自分がいます。娘が勉強している姿をみると
不思議な感じがします。
二つ目は、肉体的な面です。唯一楽しみにし
ているゴルフで飛距離が落ちたことです。
コロナウイルス感染の生活行動への影響もあ
るかと思いますが明らかに飛距離が落ちてい
ます。先日、同級生とゴルフに行き自分の
ティーショットをビデオに撮ってくれました。
自分の姿を観た瞬間に唖然としました。
まさに迫力のないスイングでした。精一杯
振っているのにあのショットは衝撃的でした。
還暦を過ぎると飛距離が落ちるのも仕方ない
のかなと寂しくなりました。
これから老いていくことは自分にとってまだ
経験したことのない未知の世界ですが、
どのように体が変化していくのか関心を持ち
ながら、そして楽しみながら歳をとることを
前向きに考えながら生きていこうと思います。
また高齢者の方のお気持ちが少しずつわかるよ
うになってきたことをこれからの診療に役立て
ていき微力ではありますが地域医療に貢献でき
るよう頑張って行きたいと思います……』
投稿文から
